3月の過密日程をどう乗り切るか

Arsenal News
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★レスター戦(前半)★

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One Nile to the Arsenal

前半戦の勢いが帰ってきたか?
アウェイ レスター相手に”良く”闘えていたか

人の意見は100人いれば100通りあるように、今日の試合を観て、「なんだか渋いなぁ」と思う人もいれば、「上出来」と思う人もいるかと思う。

私としては後者であり、前半戦のアーセナルらしさが帰ってきたといえる素晴らしいゲームだったと思う。

前半立ち上がりから相手にはほとんどボールを渡さず、アーセナルポゼッションは73%シュート7本であり、対するレスターシュート/コーナーキックは0であり、xGもなんと0.00だったのだ。

カウンターで危ない場面も見られたが、死んでも失点しないという気合が見られるように35分のシーンでは、自陣に一気に10人が帰陣する、そんなシーンも見られたほどだ。

@spotvnow(11人がカウンターを受け、即座に帰陣するシーン)

また、キーパーチャージを取られたことで、幻に終わったトロサールの素晴らしいシュートもあり、結果的には0点で終わってしまったものの、強者っぷりが帰ってきていい前半だったと思う。

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★問題は後半?★

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後半立ち上がりは完璧だった。

開始一分でトロサールの素晴らしいスルーパスから、マルティネッリの右足一閃で華麗に得点をすると、10分後には惜しくもオフサイドとなるがウーデゴールの抜け出しに反応したマルティネッリからサカのゴールもあった。

ただ、エディーの交代後のオープンな展開となっていったときに、アーセナルサイドの足が少し止まってきてからは少しずつピンチが多くなっていった。

ただ”少し”後手に回っただけで卒なく回避できていたし、結果、相手にはシュート1本のみと、
何もさせなかったといっていいゲームだったと思う。

後半最後に相手ペースになって、ひやひやさせられたことに懸念を持っている人もいると思うが、リードされているチームが終盤に攻め込みに来るのは当たり前で、それに対してどう対処できたかが大事だ。

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確かに要所要所で、サリバのパスミスであったり、中盤で足が止まりボールを奪いきれないところから危ない場面もあった。そこに対する交代のカードが少し遅いところも危惧される。

反省するところは反省し、次に生かせばよい。個人的には久しぶりに強者っぷりが帰ってきたいいゲームだったと思う。

★3月をどう乗り切るか★

3月の試合日程

本題はここから。
3月の過密日程が凄まじい。

ヨーロッパリーグの試合も含めて、3週間で6試合毎週ミッドウィークに試合がある。グーナーとしてはたくさん試合が見られて嬉しい限りではあるが、選手にとってはきつい日程だ。更に、3月最終週にはEuro予選もあり、代表選手たちはこぞって駆り出される。

全ての試合を現状のスタメン組で固定で行くことは考えずらく、控え組の出番も集中すると予想される。ここからが総力戦。フレッシュな控え組にも注目していきたい。

★出場時間★

@whoscored

各選手の出場時間を観てみる。

個人的に気になるのは、マガリャンイスサカジャカの3人である。

マガリャンイスに関しては昨シーズンからチームトップの出場時間で、怪我も中々しないことからタフで頼もしい限りではあるが、同時に”要”でもある。この3月の連戦でどこまで休ませれるかはカギであるが、ヨーロッパリーグの初戦、アウェイ スポルティング戦ホールディングのスタメン起用は難しい。そうなるとサリバガブリエルのスタメンは固定で行くことが考えられる。

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個人的には3/5(日) のホームのボーンマス戦キヴィオル(もしくは他の誰か)で対応し、いけると踏めば、クリスタルパレス戦あたりでも休ませたいところだ。ただ心配なのはまだキヴィオルに関しては2月の加入以降、どの試合にも出場がなく、実力値が不明なところ。試すならボーンマス戦。ここしかないと思う。

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次にサカに関してだが、ここに関しては怪我からの復帰すぐではあるが、ネルソンの台頭もあってあまり心配はしていない。ただネルソンに関しては、直近のPLで3戦連続ベンチ、出場は0というのが気がかりなところ。試合に出れるレベルまで仕上がっているのか。その一点である。

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個人的に一番心配なのがジャカである。

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ここ最近のプレー強度、パフォーマンスを観て、後半に極端に足が止まっている。後半途中からファビオビエイラの出場はあるものの、ビエイラに関してはスタメンを張れるほどの安心感はまだない。ただ、トーマスが今節から怪我で復帰したのが幸いで、ジョルジーニョの台頭もあり、アンカーのポジションをどちらかが対応するとなると、ここでジャカを休めれそうだ。

しかし、ジャカのポジにトーマスジョルジーニョは、もちろん起用されたことはないため、3月は更なる進化したアーセナルが見れるのか、下手な循環により機能しなくなってしまうのか、その真価が問われる。

勝負の三月
期待と不安が募るばかりだ。

★勝ち点差★

最後にシティーとの勝ち点差を振り返る。

レスター戦の両者の成績

レスター相手にはシティーはAwayで勝利していることもあり、特に優位性は無し。

また、25節ではシティーボーンマスのHOMEグラウンドに乗り込んで圧勝しており、こちらも優位性は生まれなかった。

ボーンマス戦の両者の成績

勝ち点差は変わらず、アーセナルは首位をキープ。踏ん張りどころである。

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