22/23 Season EPL 【第10節】 Arsenal vs Liverpool Match Review ~Big Big Big 3Point ~

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★やっと追いついた背中★

現地時間 10/9(日)に行われたホーム リバプール戦は、グーナーにとって歓喜の瞬間となった。近年のプレミアリーグ2強時代が崩れていく、そんな瞬間だった。(写真:仲間と得点を分かち合う冨安)

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リバプールに関しては、怪我人続出だった20-21シーズンでさえ3位をキープ、21-22シーズンに関しては4冠にあと一歩というところまで手がかかっていた。今季もその強さが続くだろうと誰しもが思っていたところで、マンチェスターU戦で気合負け、プレミアリーグでは勝ち切れない試合も多く、「らしくない試合」が続いていた。

そんな中迎えたアーセナル戦だったが、結果はアーセナルが3-2で勝利をもぎ取った。
リバプールは早くもBig6との闘いで2敗。アーセナルに関しては、アウェイ マンチェスターU戦には敗北したものの、Big6との成績は2勝1敗と好調だ。

アーセナルに関してはこれで首位をキープする形となった。負ければマンチェスターシティーに抜かれるところだったが、今節も差を縮められることなく勝ち切れた。

★勝負を分けた先制点★

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開始早々、試合が動く。相手の攻撃をカットしたところから、手薄となっていた右サイドからの攻撃で早めに中へパスを出すと、待ち構えていたウーデゴールアーノルドマティプの間を針の穴を通すような丁寧なパスでマルティネッリへ。それを冷静にゴールへ突き刺し先制点。

その後、ガブリエルのちょっとしたミスを突かれ、走りこんでいたルイスディアスのクロスをヌニェスが合わせて同点とされた。一瞬の隙だったがこれを仕留めるのがリバプール。さすがだった。

このまま前半も終えるかと思った矢先、またもマルティネッリが躍動した。カウンターからのドリブル。ゴール前では二人を置き去りにするえぐい切り替えし。中に入り込んでいたサカに冷静に合わせた。

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今季のマルティネッリは本当にすごい。練習の時からもチームメイトからは彼はすごいといわれるだけに、MOTMにふさわしい活躍だった。ただし少し持ちすぎるところはあるのがたまに傷であり、今日のリバプール戦でも持ちすぎる場面は多々見られた。修正すべきという答えはアルテタにしかわからないが、そこはいくらでも修正ができる部分だろう。

前半のスタッツでいえばこの通り、普段のアーセナルらしくないスタッツだった。
ボール保持率は33%。DFラインからの作りは無理せずトーマスには当てず、はめてくる相手にはハイラインへのロングボールを多く活用していた。こぼれ球やDFラインがクリアしたボールは積極的に拾える位置をジャカウーデゴールがポジションを取れていた。

また、DFラインにはジンチェンコの怪我によりティアニーが入ると思われたが、サプライズで左DFに冨安を充ててきた。今思えば狙いとしては至極当然、それが最善だったのでは?と思えるが、見事その采配は的中した。ファンダイクからの超正確ロングボールをサラーが収め、2人で相手を仕留めるホットラインは昔からよく見られていたが、そこのホットラインをシャットダウン、そして右サイドのホワイトが高い位置を取れば、サリバガブリエル冨安の3センターに近い形をとる陣形だった。更にサラーとの一対一へのマッチアップをほぼほぼ完全にシャットアウト。強力なアタッカーへは強力なDFを。冨安はそういった絶大的な信頼を控えながらも勝ち取っている。本当にすごいことだとこの試合で改めて感じた。

★勝負の後半★

マルティネッリの躍動に、アーノルドはなすすべなく交代を余儀なくされた。
そんな中始まった後半だが、開始早々、一瞬の隙を突かれた。ヘンダーソンのパスから、前線から降りてきていたジョタが受け、そのスペースに同様に降りてきていたフィルミーノが走り出す。サリバもその走り込みには気づき中に絞ったが、逆にその裏のスペースを取られる形となりやられた。完璧な一点で、ぐうの音も出なかった。

簡単に勝たせてくれる相手ではないと改めて全グーナーが感じただろう。

ただここで今季のアーセナルの強さが見られた。怒涛の攻撃からサカへのチャージによりPKを奪取。そのPKをサカ自身が仕留め、3-2勝ち越し。そのまま守り切り勝利を収めた。

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これでサカに関しては9試合で3ゴール4アシスト。スタート不調説があるサカにとっては上々の出来となった。マルティネッリに関しても9試合4ゴール2アシストとシーズン15~16ゴールを狙えるペースを保てている。

★ヘンダーソンについて★

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又、試合後にはショッキングなニュースが流れてきた。試合中に熱くなり、ヘンダーソンガブリエルに対し、差別的な発言をしたとことだ。これに関してはFAも調査に入っているとのことで、処分などはFAから公式発表されるとのこと。これはブラジル人へのガブリエルに対してとのことで、味方のフィルミーノもこの顔である。。

相手選手ながら熱く好きな選手だっただけに事実であれば少し残念なニュースだ。。

試合後に集める同胞、セレソンの選手たち

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★Pick Up 選手★

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本日のANAKIN的
Man Of The Matchは
冨安!!!

完璧といっていいほどサラーを抑え、守備陣へのカバーも完璧なほどまでにやり遂げた。得点などの目立った活躍はないものの、今季初スタメンでリバプール戦、そしてやれるとは言えどもやり慣れない左SBとしては百点満点だっただろう。

冨安へのインスタの投稿に対するサカからのコメントを見ても、その愛され方がうかがえる(笑)

★総評

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近年勝ち切れなかった相手への勝利。筆者も試合観戦後、ユニホームを脱ぎ棄て上裸で走り回ってしまった(笑)。そのくらいうれしくて、やっと、やっと、やっと勝てた。。。という気持ちでいっぱいになった。このチームを応援していてよかったとそう思える試合だった。

みんな最高だぜ!COYG!!

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