★4試合ぶりの勝利★
Embed from Getty ImagesBigBigBig Win
こんなにうれしい勝利はいつぶりか。
約一か月前に行われたマンチェスターユナイテッド戦のように、見事な逆転劇で勝利を収めた。
スタメンに関しては、引き続きトーマスの怪我によりジョルジーニョが先発。RBは冨安ではなくホワイトを起用、RWGには不調のマルティネッリではなくトロサールの起用となった。
立ち上がりに関しては悪くないスタートを切っており、いつものように左サイドでのボール保持を主体にゲームを作りチャンスを伺っていた。
しかし、開始早々に偽サイドバックの弱いところを突かれ失点を喫する。
Embed from Getty Images我々のフットボールの性質上、攻め上がりをしている際にボールをひっかけてしまうと、ジャカが前線に顔を出しているためカバーできる選手がいなくなる。ジョルジーニョ、ガブリエルでうまく穴を埋めるしかないが、ラインを上げている最中ということもあり、間に合わなかった。
その後、すぐにサカが華麗なボレーで同点に追いつくも一瞬の隙を突かれホワイトの裏のスペースから流れるようなスルーでコウチーニョに決められる。
★セットプレーの成果★
Embed from Getty Imagesニコラジョバーさまさまである。
アーセナルには20-21シーズンまでゲオルグソンがセットプレーコーチを務めていたが、スウェーデンのマルメにディレクターとして引き抜かれたため、代役として二コラジョバーを招へいした。
昨シーズンからその効果は大きく見えており、セットプレーからの失点も激減していた。
思えば22-23シーズンの開幕戦の先制点もコーナーキックからであり、今シーズンも成果としては出ていたわけだが、この試合も彼の活躍あってのゴールといえる。
ここ最近で何度か見せていたショートコーナーからの、ペナルティエリア外のポストを使ったプレー。マンチェスターユナイテッド戦でもマルティネッリの惜しいシュートはあったが、ここ一番でジンチェンコが決めてくれた。
Embed from Getty Imagesこれで振出しに戻ったわけだが、ドラマは最後の最後のロスタイムに待っていた。
★サプライズゴール★
Embed from Getty ImagesPK以外にも決めてくれるとは聞いていない。
冬の移籍が決まった時点で、多くの人は少しがっかりしたことだろう。
デッドラインデー間近までブライトン所属のカイセド移籍の話が噂されていたが、断固としてブライトンは売らない意思を示し、最終的にはアーセナルは手を引いた。
そんな矢先にジョルジーニョの移籍報道。若手中心の補強をしていたはずなのに、急にベテランを獲得したことで、グーナーの中でも意見が分かれた。
しかし、此度の活躍を見て、いまや疑う人はいない。アルテタに関してもアストンヴィラ戦の会見では以下のように述べていた。
彼ら(ファン)は彼と恋に落ちるだろう。ここにいる選手やコーチングスタッフが持っているのと同じように、彼のパーソナリティーや謙虚さは周りのみんなをより良くしてくれる。とてつもないクオリティーだ
もう僕らはぐっと心をつかまれている。
Welcome to the Arsenalだ。
★勝ち点差★
最後にシティーとの勝ち点差を振り返る。
アストンヴィラ相手にはシティーはAwayで引き分けていることもあり、ここでも一歩リードをする形となった。
また、24節ではシティーはノッティンガムフォレストのHOMEグラウンドに乗り込んでの一戦。痛い引き分けであったため、アーセナルもまだ未消化ではあるが引き分け以上が及第点になる。
一時は首位を取られたアーセナルだが、再度トップの位置につけている。最高の気分だ。
★総括★
Embed from Getty Images最後は4点目を飾ったこのコンビ(写真はサリバのせいでトリオだが(笑))
マルティネッリも久しぶりのゴールということもあり、ここからまた再起を図ってほしいところだ。
次戦はレスター戦。レスター戦のMatch Columnに関してはまた次回。
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