22/23 Season EPL 【第9節】 Arsenal vs Tottenham Hotspur Match Review ～ノースロンドンを賭ける闘い ～

★North London is RED★

10/1(土)に行われたノースロンドンダービーは、無事地下鉄のストライキなども行われず、開催された。22/23シーズンのノースロンドンを賭ける闘いで、まずはホームのガナーズに軍配が上がった。

アーセナルに関してはこれで首位をキープ
負ければ順位が入れ替わるという近年まれにみるアツさの緊迫した試合であったが、常にアーセナルペースで事は運び、終わってみれば3-1。完璧な試合運びだった。

前半早々、アーセナル トーマス・パーティーの素晴らしいコントロールシュートが前半早々に見られ、先制するものの、アーセナル ガブリエルの軽率なペナルティエリアでのファールによりPKを与える。それを敵将のケインが逃すこともなく1-1の引き分けで前半を折り返す。

ケインのPKに関しては、イングランドの同胞である、GK ラムズデールとなれば、自身の癖を読まれかねない。そういった駆け引きがあったかのような逆読みした、ド真ん中へのシュートだった。
これでハリー・ケインは今シーズン7得点目、NLDで14点も決めるNLD漢だ。このゴールではPL アウェイでの100点目ということで、史上初の漢となった。

そして勝負の後半
今季大活躍の漢によって勝利を大きくひきつける一点が決まる。

右サイドで駆け上がるホワイトを囮に中へ切り込むサカ、強烈な左足のシュートを放つもGK ロリスにセーブされる。しかしこぼれ球が不運にもロメロにあたり、そのこぼれ球をファンブル。ジェズースがそのボールを詰める形で点が決まった。

今季ガナーズの一員となったジェズースは、初めてのNLDでも輝いていた。前半にはゴール前でDF二人をだますキックフェイントから切り込みシュート。ロリスに惜しくも阻まれるがこういった一人での打開を今季は多く魅せてくれる。グーナーの我々は一挙手一投足に夢中だ。

そしてゴールパフォーマンスはいつもの母国の母へと掛ける電話のポーズではなく、昨年のNLDでもオーバメヤンが見せたアンリポーズ。ここまでグーナーを沸かせてくれる選手をだれが嫌うだろうか。

そして冨安の代わりにスパーズに加わったとされるエメルソンの愚直なラフプレーでレッドカードが出た矢先、ショートカウンターからトーマス、マルティネッリへと渡り、ゴール前でマルティネッリとジャカがスイッチする形でジャカがパスを受けると、ジャカの今季2点目のゴールで勝負が決まる。

★Match Stats★

ボールポゼッションはユナイテッド戦とほぼ同じく、6.5:3.5で、シュート本数はスパーズが7本に対し、22本、枠内は9本のシュートを放っている。両者の戦術、タイプの違いはあるが、カウンターも最低限に抑え、Statsでも圧倒した試合となった。

★Pick Up 選手★

本日のANAKIN的
Man Of The Matchは
ジャカ&パーティー

★総評

今シーズン、両者ともに的確な補強の末火ぶたが切られたNLDだったが、まずはホームの我らアーセナルが勝利する形となった。次戦は最近のアーセナルにとっては中々勝利をいただけない相手、リバプールとの一戦だ。今季はけが人や、DF陣のスーパーさも見えず、本調子ではなく1試合未消化ながらも9位に位置付けている。アーセナルキラーのジョタが暴れるのか否か。期待と怖さがある。

リバプール戦に関してはMatch Previewにて！